内視鏡検査

当院で行う内視鏡検査の特徴

当院の検査は、第一に患者様とのコミュニケーションを大切に考え、 内視鏡検査において画像を見ながら説明を加えて進めていきます。

1.日帰り手術

大腸カメラは、一回の内視鏡検査で大腸ポリープを診断、治療、内視鏡手術まで行うことができます。
20mmまでの大きなポリープは通常入院、または開腹手術適応となる施設もありますが、当院では、日帰り手術を行うことができます。
ポリープをとった後の傷口縫合も確実に安全に行います。また、希望される方には胃カメラとの同日検査も可能です。

2.特殊光観察、拡大内視鏡観察

何より、早期がんを見逃さず、確実な診断と治療を行うことがもっとも重要です。
そのため、最新の特殊光観察 (狭帯域光観察:NBI観察,BLI観察) や拡大内視鏡検査(100倍までズーム式に拡大できる内視鏡検査)を駆使し、質の高い治療を実施しています。

3.内視鏡技師による検査補助

当院の内視鏡検査に携わるスタッフは全員が内視鏡検査技師の資格を有しており、安心して検査を受けることができます。

内視鏡検査

1.胃カメラ

胃カメラとは

食道、胃、十二指腸の中を内視鏡で直接確認し、病気の有無を調べる検査 です。胃カメラは、胃だけでなく食道も同時に検査します。

胃カメラでわかる病気

胃がん、食道がん、逆流性食道炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍など

このような方に胃カメラをお勧めします

・多量に喫煙をする方
・大量のお酒を飲む方
・コップー杯のお酒で顔が真っ赤になる方
・50歳以上の方
・逆流性食道炎 (長期経過) の方
・肥満の方
・食道がんになられた家族がいる方
・ピロリ菌陽性と診断された方
・菱縮性胃炎と診断された方
・胃がんになられた家族がいる方

検査の流れ

受診して検査の予定を行う(受診の予約はありません)
  
検査当日
  
検査結果の説明 (細胞を取った方は後日来院してください)

2.大腸内視鏡

大腸内視鏡とは

肛門から内視鏡を挿入し、病気の有無を観察する検査です。

大腸内視鏡でわかる病気

大腸がん、大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎、クローン病など

このような方に大腸内視鏡をお勧めします

・50歲以上の方
・下痢、便秘といった便通障害のある方
・便潜血テストが陽性と診断された方
・大腸ポリープと診断された方、ボリープを切除されたことのある方
・運動はせず、お酒をよく飲み喫煙をする方
・大腸がんになられた家族がいる方

検査の流れ

受診して検査の予定を行う (受診の際は予約不要)
  
検査当日
  
検査結果の説明 (細胞を取った方は後日来院してください)

当院で導入している内視鏡システム

【経鼻・経口胃カメラ】
富士フィルム社製内視鏡システム
粘膜表層の微細血管などを強調した画像観察を可能とし、がんなどの病変部の視認性向上を実現しました。
【大腸内視鏡】
オリンパス社製内視鏡システム
ハイビジョン画像による通常光観察に加え、NBI特殊光観察、拡大観察を行います。